完パケました

DJTKです。お待たせしましたが『Cream of J-POP』が、今日完パケました。

DJ的なリミックスというかヨーロッパのダンストラックメーカーといった位置づけで、匿名性を持ったことをやりたいと思っていたのですが、mF247がそういった機会を与えてくれたので2006年のお正月から配信をスタートしました。そしてはじまった、平均1ヵ月に1曲アップの、楽しくもあり、悩ましくもある日々。そして遂にDJTKとしてCDの発売までこぎつけました。

海外の曲のリミックスもやりたかったのですが、元々エピックだった佐野元春さんの声質とかが好きで。で、佐野さんがニューヨークに1年間行って作ったアルバム「VISITORS」を発売当時に聴いたとき、すごく洋楽っぽいと思ったので、このテイストに合わせて、いっそのことフェイバリットの「SOMEDAY」や「アンジェリーナ」といった非常にPOPでロックンロールテイストの曲を、マシンドラムと無機質なシンセの音で4つ打ちのダンスミュージックに、佐野さんのボーカルトラックを使ってリミックスしたらどうだろう?なんて思って、まずは、佐野元春さんの曲から作らせてもらいました。

もう一つは、「SOMEDAY」のBPMを上げてみたらどうだろう?というのをずっと思っていたので、今回やってみました。実際に佐野元春さんにも聴いてもらって、このくらいのBPMもおもしろいね、と気に入ってもらえたのがうれしかったです。

そうして始まったDJTKですが、ある日のこと、247MUSICの丸山さんから、80年代からのJ-POPの名曲をリミックスしてみないかとかなんとか、甘いお誘いが。そして、次々と届くヴォーカル・トラックは、ウルフルズ、大先輩の清志郎さんや尊敬していたhideなど。本物です。かなり驚きました。おかげで楽しさも悩ましさも倍増。ということで、発売日が若干(?)遅れたわけですが。ついにそれらの曲が入ったアルバムが7月4日に決定!七夕には間に合いました。

このブログでは、その楽しくも悩ましい日々の裏側を書いてみようと思っていますが…。『Cream of J-POP』の裏話というか、暴露話というほどではないかもしれませんけど、専門的な話もありつつ書くつもりでいます。あくまでも、つもり、です。ゆるゆるな話題ばっかりになる、おそれもあります。ま、それはそれでOKにしてください。

ところで、DJTKオリジナル曲を、UKとUSAのiTunes Storeで販売中です。あまり知られていないので、一言宣伝を。時間の許す方は、のぞきに行ってみてください。環境の許す方なら、DLも。